8日
『厭な物語』文春文庫
チャイナ・ミエヴィル『言語都市』早川書房
13日
フョードル・ドストエフスキー『死の家の記録』光文社古典新訳文庫
ナサニエル・ホーソーン『緋文字』光文社古典新訳文庫
イヴリン・ウォー『ご遺体』光文社古典新訳文庫
15日
ミハイル・アイヴァス『もうひとつの街』*1河出書房新社
ジョイス・キャロル・オーツ『とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢』河出書房新社
20日
アンリ・バルビュス『地獄』岩波文庫(復刊)
広津和郎『神経病時代 若き日』岩波文庫(復刊)
広津和郎『河内屋 黒蜥蜴』岩波文庫(復刊)
アンドレ・ジイド『パリュウド』岩波文庫(復刊)
レスコーフ『魅せられた旅人』*3岩波文庫(復刊)
21日
高井忍『本能寺遊戯』東京創元社
27日
D・M・ディヴァイン『跡形なく沈む』創元推理文庫
フィリップ・K・ディック『空間亀裂』*4創元推理文庫
28日
川上弘美『なめらかで熱くて甘苦しくて』新潮社
ベルンハルト・シュリンク『夏の嘘』新潮社
未定
フアン・パブロ・ビジャロボス『普通の町に住んでいたなら/巣窟の祭り』作品社
*1:見知らぬ文字で書かれた本を発見した 「私」 が入り込んだ 「もうひとつの街」 には異界が広がっていた。世界が注目するチェコ作家がおくる、シュールな幻想とSF的想像力に満ちた大傑作。
*2:危険な裏社会と結びつく美術品盗難。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する一書
*3:19世紀ロシア作家中,レスコーフ(1831‐1895)ほどみごとにあらゆる階層のロシア民衆を描きえた人はいない.本書は彼の創作力がもっとも旺盛だった70年代前半の傑作で,主人公自らに幼時から老年にいたるまでの放浪の「悲喜劇」を語らせつつ,その矛盾にみちた複雑な個性をあざやかに浮彫りにする.巻末にゴーリキイ「レスコーフ論」を付す.
*4:西暦2080年、世界は人口爆発に苦しんでいた。史上初の黒人大統領候補となったブリスキンは、かつて夢見られ今は放棄された惑星殖民の再開を宣言するが……。本邦初訳長編。