盛り上がってまいりました
[from 藤原編集室]
シェリー・ディクスン・カー*1『ザ・リッパー 切り裂きジャックの秘密 上・下』扶桑社ミステリー
ジャック・カーリイ『髑髏の檻』文春文庫
フランク・ブレイディー『完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯』*2文春文庫
フリードリヒ・ニーチェ 『ツァラトゥストラかく語りき』*3河出文庫
デイヴィッド・ハルバースタム 『ザ・フィフティーズ1』ちくま文庫
☆サン=テグジュペリ 『人間の大地』光文社古典新訳文庫
ウラジーミル・ナボコフ 『記憶よ、語れ 自伝再訪』作品社
山崎まどか・長谷川町蔵 『ヤング・アダルトU.S.A. ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」』DU BOOKS
◎ケヴィン・ウィルソン 『地球の中心までトンネルを掘る』東京創元社
ポール・フレンチ 『真夜中の北京』*4河出書房新社
オジー・イングアンソ 『ゾンビ映画年代記』バイインターナショナル
ジェシー・ウォーカー 『パラノイア合衆国』河出書房新社
マーガレット・マロン 『密造人の娘 新版』HM文庫
◎トーマス・スウェターリッチ 『明日と明日』*5ハヤカワSF文庫
B・J・ノヴァク 『愛を返品した男 物語とその他の物語』*6早川書房
◎ミランダ・ジュライ 『あなたを選んでくれるもの』新潮クレスト
トム・ロブ・スミス 『偽りの楽園 上・下』新潮文庫
マーガレット・ミラー 『まるで天使のような』*7創元推理文庫
ダニエル・フリードマン 『もう過去はいらない』創元推理文庫
小森収 『本の窓から』論創社
マーガレット・ミラー 『雪の墓標』論創社
[from 近刊β]
ひさしぶりに見ると「戦争」と名のつく本が多い。
ミシェル・セール『世界戦争』*8法政大学出版局
藤田晃『バガヴァッド・ギーター詳解』東方出版
水口博也『イルカ生態ビジュアル百科 謎に満ちた暮らしから、ウォッチングガイドまで』誠文堂新光社
『早稲田文学 2015年秋号』*9
鈴木達也『世界喫煙伝播史』思文閣出版
稲垣栄洋『たたかう植物 仁義なき生存戦略』ちくま新書
鈴木健二『戦争と新聞 メディアはなぜ戦争を煽るのか』ちくま文庫
ベルクソン『道徳と宗教の二つの源泉』ちくま学芸文庫
栗原康『現代暴力論』角川新書
『デグー完全飼育 飼い方の基本からコミュニケーションまでわかる Perfect Pet Owner's Guides』誠文堂新光社
マルタン・モネスティエ『図説食人全書』*10原書房
椎名誠『奇食珍食・糞便録』集英社新書
深木章子『ミネルヴァの報復』原書房
門井慶喜『新選組颯爽録』光文社
『林静一美人画集』学研
養老孟司ほか『昆虫はもっとすごい』光文社
R・C・ウィルスン『楽園炎上』創元SF文庫
円堂都司昭『戦後サブカル年代記』青土社
小内一『てにをは連想表現辞典』三省堂
『皆川博子コレクション8あの紫は わらべ唄幻想』出版芸術社
☆円城塔『シャッフル航法』河出書房新社
内村薫風『MとΣ』新潮社
*1:カーの孫
*2:ボビー・フィッシャーの伝記
*4:ノンフィクション・ミステリ
*6:63個の短編がつまってるぞ
*7:黒原敏行新訳
*8:フランスで最も高名な哲学者が、暴力、抗争、テロリズム、法とその起源の問題を、自伝的な逸話と省察を添えて、哲学者として論じる。世界戦争とは、人間が世界に対して行う戦争である。この戦争でわれわれの相手となるのは、われわれが乗っている船、すなわち、この地球である。この戦いに勝とうと敗れようと、われわれには沈没か消滅のいずれしかない。古来から現在までさまざまなかたちで出現する戦争について、現在フランスで活躍する最も高名な哲学者が自身の記憶を辿り、自伝的な逸話とともに、暴力、抗争、テロリズム、法とその起源の問題を論じる。
*10:普及版