名馬であれば馬のうち

読書、映画、ゲーム、その他。


読書、映画、その他。


2012年6月の新刊

2日

コルム・トビーン『ブルックリン』*1白水社

6日

久生十蘭『十蘭錬金術河出文庫
エドワード・ゴーリー編『エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡』河出文庫
田中克彦『差別語からはいる言語学入門』ちくま学芸文庫

7日

唐辺葉介PSYCHE星海社文庫*2
三津田信三『刀城言耶短編集』講談社 
◎スコット・ウエスターフェルド『ベヒモス クラーケンと潜水艦』早川銀背
樺山三英『ゴースト・オブ・ユートピア早川書房

8日

ジェフリー・ディーヴァー『追撃の森』文春文庫
△デオン・マイヤー『流血のサファリ 上・下』*3RHブックス・プラス
ローラ・チャイルズ『チャッカーベリーの絞殺魔』RHブックス・プラス 

9日

スティーヴン・ミルハウザー『ナイフ投げ師』白水社Uブックス

15日

フリオ・コルタサル『遊戯の終わり』岩波文庫
レーモン・クノー『はまむぎ』月曜社 
☆ニコラ・ド・クレシー『サルヴァトール』小学館集英社プロダクション 
アレハンドロ・ホドロフスキー/フアン・ヒメネス『メタ・バロンの一族 上』小学館集英社プロダクション

20日

ティム・インゴルド『ラインズ 線の文化史』左右社

21日

ネレ・ノイハウス『深い疵』*4創元推理文庫
ワイリー・サイファー『文学とテクノロジー*5白水社
小泉均タイポグラフィ・ハンドブック』*6研究社
マイケル・ラルゴ 『図説 死因百科』紀伊国書店

23日

ショーン・タン『ロスト・シング』河出書房新社
村上リコ『図説英国執事 貴族をささえる執事の素顔』河出書房新社

25日

◎ブルース・チャトウィン『どうして僕はこんなところへ』角川文庫*8
ピーター・テンプル『シューティング・スター』柏艪舎

28日

キャロル・オコンネル『吊された女』*9創元推理文庫*10
S・J・ローザン『オン・ザ・ライン』*11創元推理文庫
大森望『年刊日本SF傑作選2011(仮』創元SF文庫

未定

押井守『ゾンビ日記』角川春樹事務所
山田風太郎『夜光珠の怪盗 山田風太郎少年小説コレクション1』論創社
石野晶『生者の行進』ハヤカワ文庫JA*12
うえむらちか『灯籠』ハヤカワ文庫JA*13 
ジャスティナ・ロブソン『アルフハイムのゲーム』ハヤカワ文庫SF
ジョージ・R・R・マーティン『王狼たちの戦旗[改訂新版] 上・下』ハヤカワ文庫SF
トーマス・ブルスィヒ『サッカー審判フェルティヒ氏の嘆き』三修社 
ロビン・クック『シージャー 上・下』扶桑社ミステリー
ドナルド&アビー・ウェストレイク『トランシルヴァニア・ステーション』扶桑社ミステリー*14
A・J・コジンスキー『殺人定理 上・下』ハヤカワ文庫NV*15
ディック&フェリックス・フランシス『矜持』ハヤカワ・ミステリ文庫

*1:〈エクス・リブリス〉 1950年代前半、アイルランドの田舎から大都会ブルックリンへ移民した少女の感動と成長の物語。コスタ文学賞受賞。

*2:延期か

*3:伝統的なハードボイルドの精神が南アフリカに残っていた! 同国のみならず欧米でも数々の賞に輝く南アフリカ最高のスリラー作家、日本初上陸。

*4:ドイツで累計150万部突破。超弩級の警察小説シリーズ開幕。

*5:産業社会に背を向け、純粋な美を目指していたはずの19世紀唯美主義作家、象徴主義者もまた、実は彼らの忌避したテクノロジー思考にからめとられていたことをあばき、近代文学における 「方法の制覇」 「視覚の専制」、それがもたらす距離と疎外の問題を論じて、文学史の革命的書き換えを成し遂げた名著。待望の復刊。解説=高山宏

*6:本邦初の本格的な 〈タイポグラフィ〉 ハンドブック。グラフィックデザイナーや編集者待望の 困ったときに便利な 一冊。図版多数。

*7:近代の暴力と権力に対峙し、忘れられ、消し去られたものを拾い上げ、各地を巡る。全米批評家協会賞ほか受賞。

*8:二度目の延期

*9:ミステリ史上最もクールなヒロイン、マロリー、連続殺人鬼に挑む。

*10:1500円オーバーとは

*11:リディアが誘拐された! 相棒を救うためビルが奔走する第10作。

*12:ファンノベ大賞の人

*13:Birthで小説家デビューしたらしいタレントだけどなぜここ

*14:共著ってもれなく地雷臭感するんだけど

*15:同タイトル別作者の本が原書房から出てて紛らわしい