2日
山田風太郎『人間臨終図鑑(1)(2)〈新装版〉』徳間文庫
9日
パトリック・ネス/シヴォーン・ダウド『怪物はささやく』あすなろ書房
スティーグ・ラーソン『ミレニアム2 火と戯れる女 上下』ハヤカワミステリ文庫
エドマンド・ドゥ・ヴァール『琥珀の眼の兎』*1早川書房
10日
東川篤哉『謎解きはディナーのあとで2』小学館
ジェフリー・ディーヴァー 『スリーピング・ドール 上下』文春文庫
14日
ロバート・カークマン『ウォーキング・デッド』飛鳥新社
17日
小路幸也『花咲小路四丁目の聖人』ポプラ社
ケヴィン・ブロックマイヤー『第七階層からの眺め』武田ランダムハウスジャパン
25日
『山田風太郎全仕事』 *8角川文庫
野崎六助『ミステリで読む現代日本』(仮)*9青弓社
エンキ・ビラル『MONSTER モンスター[完全版] 』飛鳥新社
リチャード・マシスン 『リアル・スティール』角川文庫
西崎憲『ゆみに町ガイドブック』河出書房新社
29日
水見稜『マインド・イーター』創元SF文庫
エリック・マコーマック『パラダイス・モーテル』創元ライブラリ
鶴田謙二『FUTURE』東京創元社
未定
辻村深月『ネオカル日和』毎日新聞社
ルロ・エミーリオ・ガッダ『メルラーナ街の混沌たる殺人事件』水声社
ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q2 -キジ殺し-』早川書房
スチュアート・A・P・マリー『図説図書館の歴史』原書房
トム・ゴドウィン他『冷たい方程式』ハヤカワ文庫SF
小川一水『天冥の標(5)』ハヤカワ文庫JA
貴志祐介『悪の教典』文藝春秋*10
真梨幸子『ふたり狂い』ハヤカワ文庫
安藤聡『英国庭園を読む 庭をめぐる文学と文化史』彩流社
*1:文明開化の横浜からヨーロッパに輸出された二百あまりの根付は、大富豪一族の盛衰とナチスの勃興を目撃する。数奇な旅路を経て、根付は帰日を果たすが……。全英no.1歴史ノンフィクション。
*2:戦争の英雄が鉤十字を刻まれ殺害された! 長閑な村で唯一の警官にして警察署長のブルーノは、初めての殺人事件捜査に挑む。ベテランジャーナリストが描く清新な警察小説。
*3:逃避先でコークが出会ったのは少女の水死体三人の少年たちが河で見た死体は身元不明の少女。その小さな町では20年前にも別の少女殺害事件が起きていた。『闇の記憶』 続編となる、大人気シリーズ第6弾。
*4:大学教授の父の影響で古今の文学に精通している女子高生ブルー。謎めいた女教師を囲む生徒たちのサークルに加わったことから、彼女はミステリーの迷宮に迷い込む。オセロ、嵐が丘、白鯨、スタイルズ荘の怪事件、大いなる眠りなど、36の名作タイトルを章題にした、アメリカ女子高生版 「薔薇の名前」 !?/金原瑞人訳
*5:20世紀文学を代表する大作全3巻完結。戦争と革命に明け暮れたラテンアメリカ社会のあらゆる局面を資料と想像力で描切る驚異の作品。
*6:執事やメイドなどイギリスの使用人に対する社会的イメージと実情を、19世紀〜現代を中心に、文学や諷刺、各種記録から考察する。
*7:誘拐・監禁され奇跡的に戻った主人公が回想する恐怖。悪夢を本当に終わらせたのは――。スリラー・オブ・ザ・イヤー2011受賞。
*8:忍法帖、明治もの、時代物、推理、エッセイ、日記。多彩な作風を誇った奇才・山田風太郎。その膨大な仕事を一冊にまとめたガイドブック。
*9:『バトルロワイヤル』の全面的内戦、『告白』 の一人の戦争、青春モラトリアムの酷薄さを描く学園ミステリ、リアリズムを標榜する警察ミステリの守旧性、様々な職業を通して描くミステリは社会意識をどう反映しているか、古典作品を超えるミステリはあるか、なぜ読まれ続けるのか、を作品ごとに解説し、ミステリから現代日本を解読する。
*10:続編?