15日
ゾラン・ドヴェンカー『謝罪代行社 上・下』ハヤカワ・ミステリ文庫
18日
ジョルジュ・シムノン『モンド氏の失踪』河出書房新社
25日
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト『ダゴン』PHP研究所
『ビジュアルで楽しむ「クトゥルフ神話」』PHP研究所
木下古栗『いい女vs.いい女』*4
北野勇作『きつねのつき』河出書房新社
ジョゼフ・オニール『ネザーランド』*5早川書房
29日
黒史郎『黒塗怪談』竹書房文庫
イアン・マキューアン『ソーラー』新潮社
未定
トーマス・マン 『詐欺師フェーリクス・クルルの告白 上』*8光文社古典新訳文庫
有栖川有栖・安井俊夫 『密室入門』メディアファクトリー
イェジー・コシンスキ 『ペインティッド・バード』*9松籟社
フロリアン・ヴェルナー『牛の文化史』東洋書林
辻村深月『水底フェスタ』文藝春秋
初野晴『流星ガール』角川グループパブリッシング
直井明『ヴィンテージ作家の軌跡 ミステリ小説グラフィティ』論創社
*1:福ミス新人賞優秀賞
*2:実業家の娘の警護を引き受けたパイクに次々と容赦ない襲撃が! 実力派作家の新シリーズ第1弾。バリー賞、ガムシュー賞受賞。
*3:人はいつか死ぬ――そしてそこには死亡理由が必ず存在する。人間の文化やライフスタイルが多様化するにつれ、死因の種類も増加していった。おなじみの成人病や戦争などから、安楽死、厚底靴、巨大イカ、宇宙人、出会い系サイト…。膨大な死亡記録を渉猟し、一風変わった死因を集めた事典読物。2006年ブラム・ストーカー賞受賞。図版多数。
*4:先月からの延期
*5:フォークナー賞
*6:横溝正史編集長の下で 『新青年』 の編集に携わり、創作・翻訳に精力を傾ける中、わずか28歳で逝去した天才作家・渡辺温の傑作を集成。全編雑誌初出のテキストを校訂して贈る。
*7:雨が降り続ける名もない都市の〈探偵社〉に勤める記録員アンウィンは、ある朝急に探偵への昇格を命じられた。抗議のため上司の部屋を訪れるも、そこで彼の死体を発見してしまい、否応なく探偵として捜査を開始するはめに。だが時を同じくして都市随一の探偵が失踪、謎の女が依頼に訪れ……アンウィンは奇々怪々な事件の迷宮へと足を踏み入れる。ハメット賞受賞の驚異のデビュー作。
*8:武器は天与の美貌、爽やかな弁舌、鮮やかな模倣の才。貧しい青年クルルは徴兵検査をくぐり抜け、憧れのパリで高級ホテルのエレベーターボーイに雇われる。そして宿泊客の美しい閨秀作家に誘惑され、彼女の寝室に忍びこむと……。傑作ピカレスク・ロマン。岸美光訳。
*9:第2次大戦下、親元から疎開させられた6歳の男の子が、東欧の僻地をひとりでさまよう。少年がその身に受け、その目で見た、苛酷な暴力、非情な虐待、グロテスクな性的倒錯の数々。『異端の鳥』 の西成彦・新訳。