名馬であれば馬のうち

読書、映画、その他。


読書、映画、その他。


2019年の新作映画ベスト25と、その他について

 でももう楽しめねえ
 音楽を聴かなくなった
 友だちと会わなくなった
 笑わなくなった
 わがままになった自分を
 責めても仕方ないから
 次の手で攻めるだけ
 俺は自殺しないんだ

  ーー「KURT」SALU

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2018年の新作映画ベスト30+α - 名馬であれば馬のうち
2017年の映画ベスト20選と+αと犬とドラマとアニメと - 名馬であれば馬のうち
2016年に観た新作映画ベスト25とその他 - 名馬であれば馬のうち
2015年に観た新作映画ベスト20とその他 - 名馬であれば馬のうち




ベスト10

1.『マリッジ・ストーリー』(ノア・バームバック、米)

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 今年はストーリーやコンセプトより佇まいを好きになる映画が多かった気がします。で、その佇まいという点において『マリッジ・ストーリー』は完璧だった。
 ノア・バームバック作品は特に『フランシス・ハ』以降は(『デ・パルマ』を含めて)なべて傑作なんですけど、個人的好きな理由は「ダメ人間の話だから」だったんですよね。
 なのでバームバックのダメ人間趣味の窮極として『ミストレス・アメリカ』が作家ベストに挙げられるべきだと考えていたんですけれど、『マリッジ・ストーリー』でそこがちょっと変わったように思われる。
 もちろん、世間的にバームバックが振れ幅の少ない作家としてみなされていることにあんまり反駁する気もなくて、『マリッジ・ストーリー』もデビュー以降のゆるやかでプログレッシブな変化の範疇内で語られることはたしかだし、演出面においても前作『マイヤーウィッツ家の人々〔改訂版〕』とモロに地続きではあります。
 技巧的といえば前から技巧的だったんだけれど、それしてもこっち方面でこんなに巧みだったかな、と思わされるところが本作には色々あって、たとえばカリフォルニアを訪れたアダム・ドライバースカーレット・ヨハンソンの、それ自体はほのぼとしてさえいる何気ない描写が、離婚調停の場面では相当な悪意のもと互いの人格を貶めるための材料として”解釈”されるという、悲劇的あると同時に相当にイカす業前を決めてきたりして、ただでさえ画面的に豊穣な映画がどんどん耕されていく。


 そして、アダム・ドライバー。バームバック作品出演四作目にしてついに主演をつとめたアダム・ドライバー
 2019年は改めてアダム・ドライバーはすごいな、と思い知らされた年でした。
 なにかアダム・ドライバーが映って何かしら苦悩しているだけでその映画が成立してしまうように見えてしまう。そういう領域にまで達してしまう俳優は少ないです。たいてい役者の魅力というのは演出でどうにかなってる場合が多いと思うのですけれど、『マリッジ・ストーリー』ような四方に隙きのない完璧な作品から『スカイウォーカーの夜明け』のようなとっちらかった作品、『ザ・レポート』のような毒にも薬にもならない社会派、サブに回った『ブラック・クランズマン』まで一様に成り立たせているのは俳優本人の力以外に説明がつかない。ヤバいな、と思い始めたのは『パターソン』くらいからですけど、2019年は特にすごかった。アダム・ドライバーはすごいんです。
『マリッジ・ストーリー』における佇まいを象徴する存在なんじゃないかな。

2.『スパイダーマン:スパイダーバース』(ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン監督、米)

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 これもわかりやすく佇まいの映画ですよね。スパイダーグウェンが飛び回るところだけでじんときます。
 注ぎ込まれたリソースがほんとうにやばくて、各バースのスパイダーマンごとでフレーム数が違う、とか、バカなんじゃないんでしょうか。よく製作費が9000万ドルぽっちで済んだな。
 ストーリー的にもよくできていて(フィル・ロードが関わっているので当たり前なんですが)、ちゃんと「スパイダーマン」に求められる物語様式に向き合いつつも、新鮮な作劇に仕上がっている。クモに噛まれてベンおじさんが死んで大いなる力には大いなる責任が展開のオリジンにはもう観客飽き飽きだよってことで今やってるトム・ホランド版ではその手間をすっとばす大正解の判断をしたわけですが、やはりスパイダーマンをやる以上、最終的には「おじさん」的な存在とその喪失の重力に引き寄せられてしまう。そこのあたりスパイダーバースはベンおじさんオリジンと「代わりのおじさん喪失」話を何重にも誠実かつおもしろくこなしたわけで、その点だけとってもなかなか常人にはできないことです。
 あとマーベルのクレジット後演出はあんまり好きじゃない(本編が終わったらさっさと席を立ちたい派)んですが、本作のはすごくよかった。

3.『僕たちのラストステージ』(ジョン・S・ベアード、英米カナダ)

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 すれ違いと同期の映画やホモソーシャルの亀裂と惜別の映画が好みで、本作にはこの二つがたっぷり含まれていました。
 どっからどう見てもイギリスのインディペンデント映画だなというルックで、だからこそサイレント時代のハリウッドと斜陽の人気コンビによく合うのかもしれない。
 

4.『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』(レミ・シャイエ、仏デンマーク

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 三年くらい前に東京の日本橋のTOHOでやっていたアニメアワードフェスティバルのコンペ作品として劇場にかかっていたんだけど、そのときは満員で入れませんでした。で、三年後の2019年になって出町座の小さなスクリーンで観て、ああ、あのときは銃乱射してでも観るべきだったんだな、と後悔したものです。
 丸っこいキャラデザから『ケルツの秘密』や『ソング・オブ・ザ・シー』のスタジオサルーン作品みたいなかわいらしい感じなのかな、とおもってたらまあぜんぜんハードなんですね。そして、「かわいらしい」というより「うつくしい」という印象が強く残ります。
 そのビューティフルっぷりはキャラの動かし方でもあるし、シンプルなストーリーを指してもいるし、背景美術の話でもあるし、静謐さに満ちた演出の話でもある。
 スパイダーバースは本来調和のとれない要素をむりやり調和させたという点で見事だったのですが、本作はむしろ調和のためにすべてを捧げたような逸品であり、私たちはただその世界に身を委ねるだけで心地よくなれるのです。

5.『サスペリア』(ルカ・グァダニーノ、米イタリア)

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 オチそれでいいの? とか、ティルダ・スウィントンを三役に分けた意図はわかったけど、だから何? とか、そもそも原作ほぼ意味ないじゃん、とかまあ言いたいことはいろいろありますが、佇まいに振っている、という意味ではこれほど傑出している作品は2019年でも屈指だったと思います。
 手足のながい人たちが一心不乱に踊っている*1、魔女たちがなにやらあやしげな談合を催している、壁を光が泳いでいる、人がスローモーションで破裂している、よくわからない高速カットバック、そういう積み重ねられていく不穏さが自分のなかで最高さの結晶として形づくられていきます。

6.『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(クエンティン・タランティーノ、米)

 オチの部分にかんしてはおっさんの駄々っ子ですね、でおしまい*2なんですが、とにかくディカプリオとブラピがいい。
 特にディカプリオ。
 冷静に考えれば、あの一場面の演技を立派にやりとおしたところで、ただでさえ地位の低い当時のドラマのワンエピソードのワンシーンでしかないわけだし、落ち目の俳優人生がどうこうなるわけでもないんですが、だからこそ、それさえこなせないほどどん底にもがいていたディカプリオが感極まるというのがよくわかってしまう。
 ブラピもブラピも出ている場面はぜんぶ良くて、なんならただハリウッドの街を車で流しているだけでも感動的なまでに美しい。

7.『隣の影』(ハーフシュテイン・グンナル・シーグルズソン、アイスランドデンマークポーランド・ドイツ)

 ご近所戦争もの。こういう細か〜〜〜い人間のイヤさを描く話は好きですね。特に主人公がおかした”罪”のイヤさ加減が絶妙です。
 ネタバレになるので詳しくは言えませんが、最初の段階では「まあそれはアウトでしょ」とおもっていたのが、あとで事情を聞くと第三者的には「ん〜〜〜ま〜〜〜〜気色悪いことは悪いけど、ギリギリかな〜〜〜〜」くらいになるのがまたいい。
 対照的に飼い猫のネコの「復習」に走るおばあちゃんのエクストリームさにはただただ呆然とするしかない。あれはビビるでしょう。
 

8.『天気の子』(新海誠、日本)

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 わたしは2000年代にまつわるものすべて、ゼロ年代といった呼称を含むすべてを焼却することに人生を捧げており、近々その功により教皇聖下から叙勲される気配すらある身なので、本来ならゼロ年代の亡霊たちのフラグシップのような新海誠をその年のベストに入れるような愚は犯さないはずでした。
 だが、『天気の子』はそんなわたしさえもゼロ年代の亡霊にすぎなかったのだと証明してしまった……。その敗北の記録として、ここにあげておきます。
 あと東京が滅ぶとすなおに気持ちいい。

9.『ちいさな独裁者』(ロベルト・シュヴェンケ、ドイツ)

 ナチスコメディに外れなしということで『ジョジョ・ラビット』には今から大いに期待しているわけですが、一方で『ちいさな独裁者』はほぼノーマークでした。だって『ダイバージェント』の監督ですよ? シュヴェンケ監督分は未見ですけれども、だってあなた、『ダイバージェント』の監督っていったらニール・バーガーと同格ってことですよ? いや、『幻影師アイゼンハイム』はいうほど嫌いではありませんが……。
 しかし観てみたらやはりいいわけですね。戦争もののコメディというのは本来悲劇的なものとして描かれる戦争や死を笑いの対象としてのアングルから撮るわけで、ある種の思い切りのよさが必要とされるわけですが、『ちいさな独裁者』はそのあたりにためらいがない。まったくない。特に収容所のシークエンスのクライマックスの強引で唐突なあっけなさを観たときはこれこれこういうのだよ、とうれしくなりました。
 収容所から後はやや蛇足感が残りますが、それでも今年随一のコメディであることは間違いがない。
 

10.『宮本から君へ』(真利子哲也、日本)

 やはり暴力……暴力はすべてを解決する……。
 2019年の映画において90年代の新井英樹のマンガを原作に立てるにあたってはさまざまな障害を抱えるわけですが、『宮本から君へ』はそこのあたりをうまくいなしつつ、真利子哲也の暴力性と新井英樹の熱量のいいとこどりをしたアホみたいな快作にしあがりました。

11〜25

11.『ゴッズ・オウン・カントリー』(フランシス・リー、英)

 105分間ずっとケンカックスしてる。扉づかいがいい映画は名作の法則。

12.『愛がなんだ』(今泉力哉、日本)

 視線と”空気”と居心地の映画で、それだけともいえるけれども、逆に映画にそれ以外何があるっていうんです?

13.『よこがお』(深田晃司、日仏)

 時系列のいじり方がとにかく技巧的。このわざとらしいくらいの人工性が深田晃司の妙味だと思います。

14.『海獣の子ども』(渡辺歩、日本)

 五十嵐大介に対する解釈が完全に一致してしまった。

15.『ジョン・ウィック:パラベラム』(チャド・スタエルスキ、米)

 ジョン・ウィックさんモテモテ映画。
 みなさんはニュヨークの路上できゃりーぱみゅぱみゅ流しながらスシを握っているハゲの凄腕暗殺者は好きですか? わたしは大好きです。
 あとついに人間がイヌを殺す映画じゃなくて、イヌが人間に殺す映画になった。

16.『君と、波に乗れたら』(湯浅政明、日本)

 あらすじはいかにもプログラムピクチャー的なのに、「好きにやった」と言っていた『ルーのうた』よりよほど好きにやっているように見える。ディティールがやはりいいんですよね。

17.『ボーダー 二つの世界』(アリ・アッバシ、スウェーデン

 二つの世界にアイデンティティを引き裂かれそうになる主人公に現実世界のさまざまなイシューが表象されつつも、やはりダークなファンタジーとして一級というバランス。
 原作になったヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの短篇集もハヤカワから出ているのでオススメ。おばあちゃん版『ファイトクラブ』みたいな話もあるよ。

18『ルディ・レイ・ムーア』(クレイグ・ブリュワー、米)

 ひさしぶりのクレイグ・ブリュワーエディ・マーフィ主演? とふしぎがりつつも見たら、ハッピーな『エド・ウッド』であり『ディザスター・アーティスト』で、『エド・ウッド』の系譜としての『ディザスター・アーティスト』に失望していた自分的にはドンピシャでした。

19.『シシリアン・ゴースト・ストーリー』(ファビオ・グラッサドニア&アントニオ・ピアッツァ、イタリア)

 エモ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い。

20.『エイス・グレード』(ボー・バーナム、米)

 「なんとなくその場にはいはするけれど、グループの輪のギリギリ境界線に立っているぐらいのきまずさ」をすくいきった稀有な青春映画。

21.『劇場版バーニング』(イ・チャンドン、韓)

 イ・チャンドンの映画はいい。今回もいい具合の不穏さ。

22.『ドント・ウォーリー』(ガス・ヴァン・サント、米)

 『ジョーカー』や『ゴールデンリバー』もけして悪い映画ではないというかむしろ好きなのですが、今年のホアキン・フェニックスではこっちかな。[ こういうゆるやかなウィズネスによわい。

23.『アイリッシュマン』(マーティン・スコセッシ、米)

 長いけど、やっぱりいいよ。長いんだけどね。”ワンス・アポン・ア・タイム・イン〜”感は『〜イン・ハリウッド』よりもあった。『〜イン・アメリカ』のほうに近いという意味で、ですが。

24.『ドクター・スリープ』(マイク・フラナガン、米)

 キングもキューブリックもリスペクトしてますけど、でも結局撮るのは”俺”ですよ? とでもいわんばかりの不敵さを見せるマイク・フラナガン。これこそおれたちのマイク・フラナガン
 

25.『ひとよ』(白石和彌、日)

 人間という名のブラックボックス&おまえひとりで納得されてもな〜〜〜〜系映画。


犬映画オブジイヤー

*本年度の犬映画オブジイヤーは、わたしが『ドッグマン』を見逃すという前代未聞の不祥事を起こしたため、中止とさせていただきます。

 

ドキュメンタリー映画10選

『ビハインド・ザ・カーブ:地球平面説』
アメリカン・ファクトリー』
『FYRE:夢に終わった最高のパーティ』
『コカインを探せ!』
『マックイーン:モードの反逆児』
『本当の僕を教えて』
『《外套》をつくる』
『あるスパイの転落死』
『グレートハック SNS史上最大のスキャンダル』
『メディアが沈黙する日』

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観たアニメ映画全ランク

1.『スパイダーマン:スパイダーバース』
2.『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』
3.『天気の子』
4.『海獣の子供
5.『きみと、波にのれたら』
6.『トイ・ストーリー4』(ジョシュ・クーリー監督)
7.『空の青さを知る人よ』(長井龍雪監督)
8.『プロメア』(今石洋之監督)
9.『失くした身体』(ジェレミー・クラバン監督)
10.『ひつじのショーン UFOフィーバー!』(リチャード・フェラン&ウィル・ベッカー監督)
11.『羅小黒戦記』(MTJJ監督)
12.『レゴ(R)ムービー2』(マイク・ミッチェル監督)
13.『アヴリルの奇妙な世界』(クリスチャン・デスマール&フランク・エキンジ監督)
14.『劇場版ガンダム Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター』(富野由悠季監督)
15.『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』(ディーン・デュボア監督)
16.『アナと雪の女王2』(クリス・バックジェニファー・リー監督)
17.『名探偵コナン 紺青の拳』(永岡智佳監督)
18.『ディリリとパリの時間旅行』(ミッシェル・オスロ監督)
19.『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(まんきゅう監督)
20. 『ライオンキング』(ジョン・ファヴロー監督)
21.『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』(山崎貴&八木竜一&花房真監督)
22.『ロイヤルコーギー レックスの大冒険』(ヴィンセント・ケステルート&ベン・スタッセン監督)
23.『HELLO WORLD』(伊藤智彦監督)

*1:これ系ではギャスパー・ノエの『クライマックス』もよかった

*2:タランティーノの個人的な駄々っ子に他人が文化論的観点から付き合う必要はまったくないと思う

ネトフリに入った『サウスパーク』S15〜S21の入門用エピソード10選

オープニングソング「サウスパークを観るのうた」

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(オ〜オ〜オ〜〜〜)
ネトフリにサウスパークが やってきた(やってきた)
サウスパークを観よう
サウスパークを観よう
チャンネルまわせば顔なじみ
どこかで見たおぼえはあるけれど
実際に視聴したことはなかったね
サウスパークを観よう
サウスパークを観よう
十回に一回はドンで引く
コミケに行くな サウスパークを観ろ
コミケに行くな サウスパークを観ろ
今夜は合法だ



これまでのあらすじ

 現代の怒れる神、ネットフリックスはそのときどきの気まぐれで想像もしなかったコンテンツを追加したり、永遠とも思えた番組を予告なく消去することがあります。
そんなネトフリからの十二月最大の贈り物といえば『サウス・パーク』。シーズン15(2011年)〜21(2017年)までが現在絶賛配信中です。
しかし開始して十五年経過した作品にいきなり入るのも難易度が高い。こち亀でいえば、70巻代から読み出すようなものです。意外とハードル低くないか? なんかいきなりシーズン15から観出しても大丈夫な気がしてきた。
ウオーッ
おれたちはシーズン15からサウスパークを観るぞッ!!


番組の主な登場人物

・どこから始めても、だいたい観てて五分くらいで主要メンツのポジションを把握できる。


青いニット帽(スタン):劇中ではよく常識人ヅラしてデブを説教したりしているが、行動だけ見ればこいつも大概である。


緑の帽子(カイル):ニット帽とあまり見分けがつかない。演説が巧い。カナダ生まれの弟(養子)がいる。


デブ(カートマン):劇中随一の悪役。


オレンジのジャンパー(ケニー):昔はよく死んでいたらしいけれど、今はただの無口なガキ。


金髪のチビ(バターズ):かわいそうだね?



オススメ入門用エピソード十選

s15ep1 「ムカデ人間パッド(HumancentiPad)」

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いきなり最悪な絵面です。

 iTunes のアップデート後の規約をよく読まずに同意してしまったために、緑の帽子がスティーブ・ジョブズに拉致され、新型 iPad であるムカデ人間パッドの実験台にされてしまう。ちなみにムカデ人間パッドとはカルト映画『ムカデ人間』に出てくるムカデ人間(人間の口を別の人間の肛門に縫い合わせて作る夢の生命体)に iPad を取り付けただけの目を疑うお下劣な製品です。
 シーズン15の第1話にして、時事ネタ、カルチャーネタ、下ネタ、グロネタ、ウンコネタ、有名人・ブランドいじり、カートマンの人格破綻っぷりと以降の『サウスパーク』のエッセンスが詰まった入門編のようなお話です。まずはこれを観て、自分と『サウスパーク』の相性を確かめましょう。合わなかったらお気の毒。

s15ep7「立派な大人(You're Getting Old)」

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手塚治虫の『火の鳥』に出てくる周囲の人間がすべて石に見える男の話っぽい。

 思春期を迎えて観るもの聴くものすべてがクソ(比喩ではなくマジで人の口からウンコが出てくる)に思えてくるようになったスタン。口をつけば厭世めいたセリフしか出てこない彼に友人たちはうんざりしはじめ……というお話。
 英語圏では思春期少年少女の苦闘を描いたドラマを「カミングエイジもの」と呼びまして、本エピソードはまさにその傑作。無限に湧き出るウンコを通じて思春期の痛切な揺らぎをえぐり出す物語は、マジックソリアリズムともいうべきか。言わなくても良い気がしますが。
永遠の小学生たちの楽園であるサウスパークでは「成長」という切り札を切れる機会は少ないわけですが、使うときは効果的に使い潰してきます。
 ウンコネタだったらep8の「ケツバーガー」も必見。
 
 

s15ep5「クラックベイビー選手権(Crack Baby Athletic Association)」

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南部の農場主の装いでコロラド大学に現れたカートマン

 資本主義に手厳しい『サウスパーク』中でもスポーツ産業風刺は度々大きなパートを占めます。
 この話でも、コカイン中毒の赤ちゃんにコカインのボールをもてあそばせるスポーツで一儲けしようと企むカートマンが相談先としてコロラド大学が登場。
 カートマンは大学の学長に対して「おたくのスポーツチームみたいに『奴隷』を上手く扱う方法を教えてほしいんだけど」ともちかけます。大学スポーツをビジネス化する風潮への皮肉ですね。
 他にもスポーツゲームで有名なEAスポーツ社にハメられりたりと、様々なプレイヤーから食い物にされているスポーツ業界の現状が浮き彫りにされていきます。
 そういうお勉強になりつつも、むちゃくちゃなスポーツを考案してメイクマネーしていくカートマンのハスラーっぷりも痛快です。

s16ep11「バターズ故郷へ帰る(Going Native)」

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”ハワイ先住民”の方々。

 もちろん人種差別ネタも『サウスパーク』におけるコアの一つ。
 わけても本エピソードはポスト-ポストコロニアル文学の領域に達した傑作といえるでしょう。
 なぜだか急にキレやすくなっていたバターズはあるとき、両親から一家の出自の秘密を告げられます。
「バターズ、実は私たちはネイティブ・ハワイアンなんだ。一定に年齢に達したお前はふるさとへ帰ってハワイの伝統に則った成人の儀式を行わないといけない……」
 ちなみにバターズもその両親も思いっきり白人。ハワイ人の血が混じっているようには見えません。
 視聴者を混乱に突き落としつつ、バターズは彼の身を案じたケニーを共連れにカウアイ島へ到着します。すると彼を出迎えた「両親の部族」の人々は、これまたアロハシャツを着た白人ばかり……。彼らは言います。「私は十年も前から毎年夏の間ここにいるネイティブハワイアンだ」「私は三年前からネイティブハワイアンだ」
 要するにリゾート客です。
 彼らはバターズを”村”ーーリゾート客向けのゲーテッド・コミュニティへと連れていき、立派な「ハワイ人」になるための試練を課そうとしますが、事態は思わぬ方向に……。
 全編が皮肉で出来た、秀抜なエピソードです。

s16ep12「ハロウィーンの悪夢(A Nightmare on Face Time)」

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もちろんオチはこれ。『ドクター・スリープ』ちょうどやってるし、時期的にもヨシ。

 ハロウィン回はアメリカ製カートゥーンにとっての温泉回のようなものです。『シンプソンズ』では毎年決まったタイトルにナンバリングを通してハロウィン回を流すほど。サウスパークでもちょくちょくハロウィンが催されます。
 本エピソードは、スタンの父親のランディが潰れかけたレンタルビデオチェーンの店舗*1を買い取るところから始まります。
 一国一城の主となって浮かれるランディですが、家族の反応は後ろ向きです。それもそのはず、ネットフリックスを始めとした映画配信サービスの隆盛により、レンタルビデオ店など誰も利用しなくなっているからです。
 それでもノスタルジーに毒されてレンタルビデオ店の復活を信じるランディでしたが、店は閑古鳥が鳴くばかり。陰気な店内で彼は徐々に精神を病みだし、亡霊が見えだすように……そう、『シャイニング』のオマージュですね。
 アメリカ人がどうしてここまで自分たちのコンテンツに映画ネタ引用に執着するのかは大いなる謎とされますが、ともかくも題材的にも映画ネタを使う必然があって実にハーモニアス。
 ちなみにかつて世界9000店舗を誇ったビデオレンタルチェーン「ブロックバスター」は本エピソード放映に先立って2010年に破産し、2019年末現在はオレゴン州に一店舗がほそぼそと残るのみ。逆に希少価値があがって「生ける歴史博物館」として観光スポットになっているのだそう。
 

s17ep6「赤毛の牛(Ginger Cow)」

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赤毛の牛。赤毛にどういう意味が込められているかは各自で調べてください。

 資本主義、人種差別、ときたら当然宗教ネタも外せません。クリエイターコンビはなにせモルモン教を題材にしたミュージカル*2トニー賞を獲っていますしね。
 カートマンが赤毛の牛を捏造するイタズラをしたことがなぜか聖書の予言にある「赤毛の牛の出現」の奇跡に繋がり、いがみあっていたユダヤ教キリスト教イスラム教が和解して一つになる方向へと動きます。
 はじめは赤毛の牛の存在を不快に思っていたカイルでしたが、宗教間対立を収めるカギとなるとしるや、一転していたずらであったことを隠し通そうとします。
 それを知ったカートマンは当然カイルを徹底的になぶろうとするわけで……というお話。
 最後のツイストが効いてます。
 ちなみにS17はこの後のep7から始まる四話ひとつながりの『ゲーム・オブ・スローンズ』リスペクトエピソードが白眉なのですが、選定の基準から外れるのでここではメンションにとどめておきます。

s18ep6「フリーミアムは無料じゃない(Freemium Isn't Free)」

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末路がある。

 ソシャゲやってる日本人は全員が視聴すべき神回。
 ちなみに海外ではガチャは法的に規制されているので、まだ日本より良心的なのかもしれません。

s19ep4「食べるログお断り(You're Not Yelping)」

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レビュワー様のお通りだ。

 日本でも評論家気取りの食べログレビュアーは忌み嫌われて揶揄の対象にされていますが、アメリカにも似たようなレビューサイトと文化があります。Yelpです。
 サウスパークの街中がにわか美食評論家となり、レビューの星をネタに飲食店を脅迫して過度なサービスをせびりまくる。彼らの横暴に絶えられなくなった店側は「Yelpレビュワー入店お断り!」の張り紙を出し、一時的に平和を取り戻しますが、本当のカタストロフはそこから始まるのでした……。
 エミー賞も受賞した名エピソードです。ネット文化なんてどこの国でもクソしか生み出さないことがよくわかる。

s20ep2「スカンクハント(Skunk Hunt)」

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おれたちの話その三。

 2016年の大統領選挙の真っ只中に放映されたS20はトランプ当選の混沌のあおりをモロに喰らいました。ヒラリー当選を前提にして作っていたエピソードを一日で差し替える羽目に陥ったのです。


www.excite.co.jp


S20はシーズンを通して大統領選ネタが展開され、ほとんど全話が続きものとなっているので、一話完結が基本の他シーズンと比べて単話ごとの評価がむずかしい。そんななかで一本選ぶとしたら、「SNS自殺」と荒らしを扱ったこのep2でしょう。
SNSで辛いとき、かなしいとき、アカウントを消したくなったときに思い出したいエピソードです。

s21ep5「フンメル人形の秘密(Hummels & Heroin)」

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こういうネタは無条件で好きになってしまう。

S20の後遺症か、S21はインパクトに欠ける話が多い気がします。それでも一話ピックアップするのなら、老人ギャング回のep5で決まりでしょう。
老人介護施設が社会の暗部と繋がっているのは『チャイナタウン』のころから常識です。

教訓

 97年の放映開始から20余年を経た現在でも、『サウスパーク』が時代の最先端を行く最高に先鋭的で実験的な風刺コメディの地位を保ち続けているのか?
 と問われれば、肯定はしづらいのが正直なところです。フォーマットが定まっているがゆえのマンネリズムからは逃れえませんし、特に近年の政治・社会的状況の変化にキャッチアップできていない部分も見られます。

 ですが、少なくともクリエイターたちは最高に先鋭的であろうとする努力を続けてはいる。時代の波を真正面から受け止めようと試みている。
 それこそが彼らの偉大さであり、今なお観られるべきコンテンツの座にある理由なのです。
 そういう教訓を胸に刻んで、君たちも明日から立派なサウスパーク町民として生きてもらいたい。
 そしてこう叫ぼう。
 Make Star Wars Great Again.

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サウスパークを見ればなぜSWがああなってしまったのかも全部わかる。すべての陰謀はつながっているんだよ。


サウスパーク 無修正映画版(字幕版)

サウスパーク 無修正映画版(字幕版)

  • 発売日: 2015/03/15
  • メディア: Prime Video
名作。

*1:キャプテン・マーベル』でも出てきた「ブロックバスター」

*2:“Book of Mormon"

そんなところで何してるんだい、文学フリマ野郎?




 これからしばらく文学について何かと書かなければならない。その実物はともかく、文学という言葉は今日よく行き渡っているようで、文学と言えば相手は何か解った風な表情になる。これは外国では余りないことらしいから、そのことから直ぐに、日本人というものはとやりたくなる所であるが、考えて見ると、日本も戦前まではこんなことはなかった。その頃はむしろ、文学をやるなどと子供が言えば、親が泣いたり、怒ったりし始めるのが常識で、そういうひどいことにならなくても、そうどこへ行っても文学、文学ではなかったのに対して、文学の方はいいものが沢山あったという感じがする。


 ーー「文学の楽しみ」吉田健一



 そこは文学の自由市場だと謳われているが、実際には文学の奴隷市場だ。*1 書店とはまた異なる法や規範で律せられていて、きみはそこでも創造的に振る舞うことができない。でも、どういう場であれ、きみが自由で創造的だったことなど一度でもあっただろうか? 文学が文学だったことなど、あっただろうか?



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 11月24日、日曜日。

 きみはきみの可能性ではなく、きみの有限性を確認するためにそこへ出かける。

 東京駅からなら山手線で浜松町でモノレールに乗り換えて、流通センター駅まで21分。片道510円。*2 駅で降りれば、すぐに東京流通センターが見える。

 流通センター。なにが流通しているのだろう。幻想だ。

 売り手も書い手も、「小説」や「評論」になってくれているはずの不安で不穏な文字の集まりを紙に印刷して束にすれば、それが「本」になると信じている。その思い込みを売ったり買ったりしている。

 みんなわかっていると思うけれど、文学フリマに流通している貨幣は円ではない。そういう、共同幻想だ。祈りだ。だからこそ、人は読む。F I N A L F A N T A S Y。



 もし文学フリマに参加するのが初めてであれば、入り口付近では足元に気をつけてほしい。まあ、においで気づくとは思うけど、大量のゲロの海になっているだろうから。

 どこであれ、文フリ会場に選ばれた場所は臨時のサウスパークと化してしまう。文フリ参加者の七割が嘔吐を経験するという。理由はさまざまだ。視界に大勢の人が映るのがとにかく気持ちわるいという人、参加者の体臭(コミケとはまた違う類の悪臭)に耐えられない人、その行為が文学的であると思うから吐く人(バカか?)、会場内でひろった菓子パンをつまみぐいしてお腹をこわす人、思いがけずブースで他者とのコミュニケーションを強いられてストレスに晒される人、その他人同士の会話を見て実存的不安を催す人、他人のゲロを経口摂取して気持ち悪くなってる人、乗り物酔いしたイヌ、サム・”ポーター”・ブリッジス、他にもいろいろ。

 だから、来るならなるべく早い時間帯がオススメだ。開場直後の11時に着くにこしたことはないけれど、やんごとない身分であると察せられるきみの日曜はおそらく午後から始まるだろう。1時2時の到着でも問題はない。

 お昼アラウンドの時間帯に来れば、文フリ名物おいしいインドカレーライスが食べられる。このカレーライスと、会場入口でひとつの意志を持ちつつある大量のゲロはなんの関係もない。おいしく食べてほしい。



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ここのチェーンが毎回出前出店している。



 信じられるだろうか。文学フリマで売られる本は、基本的に売り手が自ら価格を設定している。

 たとえば、『あたらしいサハリンの静止点』と題されたこの本は「第十回創元SF短編賞日下三蔵賞、宮内悠介賞を受賞した二作を含む、最終候補作品三作+新作を掲載!」などと称して1冊1000円で売られるわけだが、つまり、これの売り手は自分たちの本に1000円の価値があるものとみなしていることになる。

 デフレが深刻化する現代日本で1000円といったらそうとうな大金だ。戦後の大阪の闇市では揚げパンが1個5円だったから、それが200個も買える計算になる。戦後の大阪にどれだけ腹をすかせた子どもたちがいたかを考えれば、1冊1000円で同人誌を売るなどという行為は想像力の欠如でしかない。

 そして、なお狂ったことに、この1冊1000円というのは文学フリマにおける中央値だ。千円札は文フリの公用語といってもいい。大抵の売り子は多言語に堪能だから、一万円札や五千円でも話くらい通じるかもしれないが、千円札を用意するにこしたことはない。だから、きみは大量の千円札を財布にしのばせて会場へ向かうことになる。

 見たことない枚数の千円札が財布にはさまっているのを見て、きみは金銭感覚および現実感覚は崩壊し、喉のおくから吐き気がこみあげてくるかもしれない。そんなときは入り口で吐けばいい。ただし、エチケット袋を忘れないことだ。床に吐くのは文学である人間以外にゆるされない決まりになっている。



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これはうちのイヌヌワン。



 そろそろ書くのにも飽きてきた。本来ならここらへんで「文学フリマの回り方」を紹介するはずだったが、どうでもいい、きみは好きに回るといい。文学だろうが評論だろうがエッセイだろうが、なんでも買うといい。



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 どうせすべての本を買うことなどできやしないのだ。きみがアラブの石油王だというなら話は別だが、きみがアラブの石油王であるならなんで文フリなんかにいるんだい? コミティアに行け。コミティアにはアラブ中から集まった石油王が一冊の同人誌を巡ってクリスティーズ顔負けの札束乱舞オークションを開催しているという噂だ。噂でしかないので事実かどうかはわからない。うそだったら、実に悪質だと思う。でもコミティアに石油王が集うのは、いかにもありえそうなことだ。

 文学フリマにいそうな王といえば、舞城王太郎くらいで、それだって昔の話だ(知らない人は「タンデムローターの方法論」でググろう)。*3

 文学フリマ設立当初の大塚英志の理念はとうに失われ、私たちはもはや文学に「生き残る意志」があるなどと微塵も考えておらず、始まって十数年を経た文学フリマの会場内ですら文学は秘儀としての仮面をかぶってとりすましたまま、文芸誌や書店とはまた違う類の「不良債権」を弁済するはめになっている。そんな文フリに誰がしたかというと、私たちなのだが、まあ人間が実地に集ってやる以上、しょうがない有様だと思います。

 問題は永遠に完済できない「不良債権」にどうつきあっていくかで、なんとなれば、24日の文フリのテーブルにならんでいるのはそれに対する各々なりの処方箋であると思ってもいい。そう考えるとなんとも偉大なものを売り買いしている気分じゃないか?

 あるいは何も思わないこともできる。

 問題など存在せず、文学だけが在り、東京流通センター内の約39万平方メートルだけがリアルで、そこから外はすべて悪い夢にすぎないと、そういう虚構を崇めてもいい。誰も責めはしない。

 きみの文学的良心と、ついに超知性を得て現生人類とあらゆる文学を滅ぼし新たなポストヒューマンーーゲロ・サピエンスーーを創造すべきと結論した巨大危険文学破壊モンスター(元・会場入口のゲロの集合体)以外は。
 


 助けてくれ。
 






〜保護者のみなさまへ〜

 私どものサークル第三象限はお子さまの文学的感性や情緒をうるわしく涵養することを目的に、日々良質の文学を生産しております。


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 各自の作中にはお子さまにはふさわしくない物語、表現などがしばし出てくることがありますが、作者たちの生まれた平成、そしてお子さまたちがこれから生きることになる令和という時代環境を鑑み、あえて発表当時の文章を残すことにしております。

 ご意見・苦情などがある場合は、文学フリマにご来場の際に、ク-16*4へお立ち寄りくだされば1部1000円『あたらしいサハリンの静止点』を提供いたします。内容の詳細は以下のリンクを参照。


note.mu


 表紙イラストはあの今井哲也先生(『アリスと蔵六』、『ハックス!』などの)。
 すごい。

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表紙。いい。


 取り置き依頼はわたしの twitter までお願いします (谷林さん織戸さんのほうでも可)(twitter アカウントをおもちでない方は monomanemano@gmail.com まで。件名「同人誌取り置き希望」で以下のフォーマットに沿ってお申し込みください。)。
 取り置きは「1. 当日会場にいらっしゃる方のみ受け付け可能」で、「2. 当日14時までに受け取りに来てください」(それより遅れる場合は事前に連絡をいただけると幸いです)。なお、勝手ながら「3. お一人さま二冊まで」とさせていただきます。あらかじめ、ご了承ください。取り置き受付締切は文フリ前日の23日(土)17時までです。とりあえず。
 申し込み用フォーマットもつけておきます。

(メールの場合のみ:件名「同人誌取り置き希望」)
 お名前:
 冊数 :


 あと個人的に『Re-Clam』さん(ヌ-19)で、『Re-Clam 第3号』に「オススメのアントニイ・バークリー三冊」を寄せています。入門者向けの紹介ということなので、比較的エッセンシャルな三冊をセレクトしました。

deep-place.hatenablog.com

*1:フリーマケットの本来のつづりは flea market ですが

*2:紙のきっぷ購入時

*3:当時の会場に舞城王太郎がいたかどうかは知らない

*4:大人気サークル「ねじれ双角錘群」の裏です。→「 ねじれ双角錐群」でした、ごめんね。https://c.bunfree.net/c/tokyo27/2F/ア/16