・『マッドマックス 怒りのデスロード』の褒め言葉で多いのが「セリフに頼らない脚本づくり」です。
・これからの本格探偵もセリフに頼らない推理が求められるのではないか。
・サムズアップと作図とカーアクションだけでコミュニケーションを図るボサボサ頭の名探偵(演:石坂浩二)。
・舞台は走る館。なぜか狂気の支配者が大軍団(よそものにはわからない謎の宗教を奉っている)をひきつれて追ってくるMADな世界。北山猛邦が書けば星海社が許してくれる。
・さっそく第一の犠牲者が。しかし死体は路上へ放り出され高速で走行する館からはよく見えない。
・医者「ご臨終です」フィリオサ「見たの?」赤髪「NOoooooo!!」弁護士「遺言は私が預からせていただいております」。億にも値するであろう遺産! 車に同乗した遺族たちの眼に禽獣の光が宿る!
・推理どころか捜査もされない第一の事件。
・まあどうせ犯人はイモータン・ジョーなので。
・と思いきや、那須湖に逆さでぶっささるイモータン・ジョー。
・それをみた住職がひとこと、「きちがいじゃがしょうがない」
・ニュークス「木ってなに?」
・被害者はくちぐちに「おれを見ろ!」というセリフを残して死ぬ。
・マックスの名推理の結果、たんなる口癖だということが判明する。
・人の死は水や車よりも軽いのでみんなそんな推理とかどうでもいい。
・人の死が水や車よりも軽いという価値観に基づいた驚愕のトリック(物理の北山 is back.)
・変なビヨンビヨン棒を利用したアリバイトリック。
・人の死は水や車よりも軽いのでみんなそんなトリックとかどうでもいい。
・最後まで探偵が自分の名前を言わない。
・完璧な角川(not KADOKAWA)映画だ。
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