名馬であれば馬のうち

読書、映画、その他。


読書、映画、その他。


2014年1月の新刊

アーサー・オードヒューム 『永久運動の夢』*1ちくま学芸文庫
フィリップ・K・ディック『時は乱れて』ハヤカワ文庫SF 復刊
エレン・ウルマン『血の探求』東京創元社
吉田健一『おたのしみ弁当 吉田健一未収録エッセイ』講談社文芸文庫
山口昌男 『歴史・祝祭・神話』*2岩波現代文庫
☆ティムール・ヴェルメシュ『帰ってきたヒトラー 上・下』河出書房新社
野崎歓『翻訳教育』河出書房新社
ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』白水u 実質復刊
泡坂妻夫『生者と死者』新潮文庫 復刊
コニー・ウィリス『混沌ホテル』ハヤカワ文庫SF 短篇集
クリスチアナ・ブランド『領主館の花嫁たち』東京創元社
ポール・オースター『写字室の旅』新潮
◎トム・マッカーシー 『もう一度』*3新潮クレスト
ジーン・ウルフ『ピース』国書刊行会

*1:科学者の思い込みの集大成として、あるいはイカサマの手段として作られた永久機関。『不可能』の虜になった先人たちの奮闘を紹介。図版多数。

*2:著者の大テーマ、スケープゴート(贖罪の山羊)論。中心にある権力とその周辺に対置されるハタモノ。歴史の中で犠牲に供されたトロツキーらの軌跡を通してスケープゴートを必要としそれを再生産する社会の深層構造をあぶり出す。

*3:事故で記憶を失い、巨額の示談金を得た男。広大な土地を買い上げ、大勢の役者を雇い、失った過去を再現しようと試みるが――。