名馬であれば馬のうち

読書、映画、その他。


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4月読書まとめ

33冊

アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う (英国パラソル奇譚)

アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う (英国パラソル奇譚)

人狼や吸血鬼などが公に跋扈し、政府の要職を占める異世界のロンドンで繰り広げられるオールドミスのハーレクイン・ロマンスを表紙絵ひとつでラノベに仕立てた版元大勝利。

パニッシュメント (ガガガ文庫)

パニッシュメント (ガガガ文庫)

間違いなく、今年度最高峰のラノベの一つ。と、門外漢ですら断言したくなるような出色の出来。

ミステリウム

ミステリウム

アンチミステリはえてしてミステリをつきつめた結果生まれるもので、これもその例にもれない。

disりすらも愛。

湖畔・ハムレット 久生十蘭作品集 (講談社文芸文庫)

湖畔・ハムレット 久生十蘭作品集 (講談社文芸文庫)

せつなくてはかない、いずれも不器用な愛の物語。どの作品にも通底する皮肉は哀しみをたたえていて、どこかおかしい。「ハムレット」の最後のシークエンスはまさに戦後の虚無の極地。

ペンギン・ハイウェイ

ペンギン・ハイウェイ

森見登美彦はここまできた。無限に生成されるペンギンが生む幻想と少年の夏。ジュブナイルとしてはマキャモンの『少年時代』と比肩する。

ぼくたちもまた恵まれた漂流をしているのです。

逃げる男 (Fx COMICS)

逃げる男 (Fx COMICS)

当たりの方のオノ・ナツメ

スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド

スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド

海外ビジュアルノベルに目覚めるきっかけになった大傑作。ウルトラハイコンテクストに爆走する物語はやがて成層圏までつきぬけてって、しかしラストでちゃんとキレイに着地した。そんな印象。